今年の四月から新しい仕事をしている。
自分のつきたい仕事にようやく巡りあうことができた。
楽しい、と。言葉にするのを我慢しているれど、楽しい。
今日、帰ってきたら、いいニュースが待っていた。
こちらは、心配事もある。
けれど、すごくいいニュースだ。
この本、なかなかいい本です。
自分のつきたい仕事にようやく巡りあうことができた。
楽しい、と。言葉にするのを我慢しているれど、楽しい。
今日、帰ってきたら、いいニュースが待っていた。
こちらは、心配事もある。
けれど、すごくいいニュースだ。
この本、なかなかいい本です。
博士の愛した数式 (新潮文庫)
2010年7月6日 読書 コメント (1)内容(「BOOK」データベースより)
「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた―記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小川 洋子
1962(昭和37)年、岡山県生れ。早稲田大学第一文学部卒。’88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。’91(平成3)年「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。2004年「博士の愛した数式」で読売文学賞、本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
いま、これを読んでます。
新潮社の100冊、読んだら人生変わるかな、とか言ったら、
「27歳でそれ言っちゃう?」とばかにされる。
なんもかんもわかってる気がしてました、大人は。
友達づきあいとか、人生の生き方とか、やりたいこととか。
7月3日、友達が準備してくれていた結婚祝いの会があった。
遠くから集まってくれた人、普段つかってる食器をくれた人、なつかしい人。
はずかしいプロフィールと、なぜかX Japan のボーカルの人の写真が混じった映像と、寄せ書きと体重計と、くす玉とアフロとケーキとたくさんのお祝いの言葉と。
たまにははずかしい気持ちにもなったのだけれど、
もらったものひとつひとつが、なんかうれしくてしょうがなかったです。
すごい素朴な感想になってしまうけど、
これからはもっと友達のこと、もっと大切にしていきたいって思えただけで、
結婚してよかったなぁ、っておもいます。
なんかうそくさいけど、本当にそうおもいます。
eiπ + 1 = 0
飛ぶ教室 (岩波少年文庫)
2010年5月2日 読書
昨日はひとりだったので、散歩に行ってきた。
地下鉄に階段そばで飛行船を見つける。
麻布十番でたい焼きを買って、豆を買って、 人形焼を買って、せんべいを買う。
それは、おやつ箱に入れるためだ。
http://www.youtube.com/watch?v=io_pXLtY0R0
友達のブログ見て知ったのだけれど、A Take Away Showって路上で演奏した人たちの映像らしいです。編集してるのもあるけれど、演奏を一部始終撮ってるってこともあって、ながまわしが多い。だからかもしれないけれど、失敗とかミスとかも含めて、うそが混じらない感じ。
こういうのもっと増えたらいいのになぁと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=P2rtqVma_Ww
麻布十番から南北線で北へ。東大前駅から根津に向かう。
聖テモテ教会が、聖モテモテ教会に見える。
根津神社の前を通ると、「つつじまつり」なるものをやっていてふらふらと中に入ってしまう。
賽銭箱に向かって、お参りの人が列をなしていた。並ぶ気にはなれず、横っちょから手を合わせてなんか祈る
根津のたい焼き屋さんに行くと、そこもかなり並んでいたのだけれど、その隣のおせんべい屋さんには人だかりができていてなんだろうとおもう。
のぞくが見えない。人だかりで見えない。へぇーとかほわーとか、そんな声が聞こえてくる。
気になる。でもまぁいいやとおもい、たい焼きに並びながら本を読んだ。
18ページ進んだところで、やっと自分の番になり、お店を見上げると阿藤さんのサインがあった。
たい焼きをもって、せんべい屋さんの前。ひとだかりに加わるとやっと見えてきたのは、立川談志っぽい人だった。色んなものにサインして、それを見ていた人が次々に買っていたのだ。
サインしているものには本当に色々なものがあって、お面やら本やら、お弁当袋みたいなもんやら、ただ、その人が文字を書いたものを買いたい人が現れる有名人というのはすごいもんだなぁとおもった。
帰り道、たい焼きの味くらべをしながら駅まで散歩。
私は根津のたいやき屋さんのほうが好きだ。
夜は牛すじカレーを作って食べた。うまかった。
地下鉄に階段そばで飛行船を見つける。
麻布十番でたい焼きを買って、豆を買って、 人形焼を買って、せんべいを買う。
それは、おやつ箱に入れるためだ。
http://www.youtube.com/watch?v=io_pXLtY0R0
友達のブログ見て知ったのだけれど、A Take Away Showって路上で演奏した人たちの映像らしいです。編集してるのもあるけれど、演奏を一部始終撮ってるってこともあって、ながまわしが多い。だからかもしれないけれど、失敗とかミスとかも含めて、うそが混じらない感じ。
こういうのもっと増えたらいいのになぁと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=P2rtqVma_Ww
麻布十番から南北線で北へ。東大前駅から根津に向かう。
聖テモテ教会が、聖モテモテ教会に見える。
根津神社の前を通ると、「つつじまつり」なるものをやっていてふらふらと中に入ってしまう。
賽銭箱に向かって、お参りの人が列をなしていた。並ぶ気にはなれず、横っちょから手を合わせてなんか祈る
根津のたい焼き屋さんに行くと、そこもかなり並んでいたのだけれど、その隣のおせんべい屋さんには人だかりができていてなんだろうとおもう。
のぞくが見えない。人だかりで見えない。へぇーとかほわーとか、そんな声が聞こえてくる。
気になる。でもまぁいいやとおもい、たい焼きに並びながら本を読んだ。
18ページ進んだところで、やっと自分の番になり、お店を見上げると阿藤さんのサインがあった。
たい焼きをもって、せんべい屋さんの前。ひとだかりに加わるとやっと見えてきたのは、立川談志っぽい人だった。色んなものにサインして、それを見ていた人が次々に買っていたのだ。
サインしているものには本当に色々なものがあって、お面やら本やら、お弁当袋みたいなもんやら、ただ、その人が文字を書いたものを買いたい人が現れる有名人というのはすごいもんだなぁとおもった。
帰り道、たい焼きの味くらべをしながら駅まで散歩。
私は根津のたいやき屋さんのほうが好きだ。
夜は牛すじカレーを作って食べた。うまかった。
智恵子抄 (新潮文庫)
2010年2月16日 読書 コメント (1)
地下鉄で読んでて泣きそうになりました。
たぶん、高村光太郎くらいの気持ちで人を好きになっていて、
愛おしく思う人はそんなに多くないようでたくさんいるような気がする。
でも、それはもっと静かで、ささやかで刹那的で、言葉にされないうちに消えてしまうものがほとんどだと思う。だから、なんとなくだけど、100年後も、どこかの地下鉄では、誰かがこの本を読んでいて、泣きそうになっちゃったりしてるような気がします。
たぶん、高村光太郎くらいの気持ちで人を好きになっていて、
愛おしく思う人はそんなに多くないようでたくさんいるような気がする。
でも、それはもっと静かで、ささやかで刹那的で、言葉にされないうちに消えてしまうものがほとんどだと思う。だから、なんとなくだけど、100年後も、どこかの地下鉄では、誰かがこの本を読んでいて、泣きそうになっちゃったりしてるような気がします。
へんてこりんなスタイルで
2009年9月17日 読書 コメント (1)内容紹介
大人気漫画シリーズ第4弾!うそ風邪で寝込んだ旦那さまにかいがいしくケアする犬神家の奥様。夫婦の仲は元に戻るのか?猫村さんの心配の種はつきません!
はやく寝るつもりだったけれど、こんな時間だ。
ここのDは青じゃない水色だ、いやキミドリだ、とやってたのです。
いや、猫村さん、読み返していたのです(読書の秋だし。。。)
「Pavement /Cut Your Hair」
http://www.youtube.com/watch?v=BoMdkyeZOqE&
この前、髪切ってきた。
切ってくれた人のモチベーションの問題か、技術の問題か。
それともお願いの仕方がわるかったのか。
あきらかに、へんてこりんな髪型になってお店を出る。
手のひらにワックスをつけてから3分近く髪の毛をこねくり回されているとき、
頭の中のケンシロウがつぶやいていました「それはもう失敗している。」と。
へたくそな人のときも温かい目で見守っているつもりなんだけどなぁ。
(切られてるとき、メガネなしだから見えんけど。)
正式な辞令が出て、東京に行くことになりました。
みじかい人生ですから、ちょっとの間くらいは大都会に住んでもいいさ。
とかいってたら、長いことになりそうでこわいです。
「Hot Fun In The Summertime」
http://www.youtube.com/watch?v=PdOJPmnaeuE
スライは天才だ。ライブみてみたかったなぁ。絶対たのしい。
でも、現代は現代で、渋さ知らズオーケストラとか見れるもんね。あれは楽しい。
あと一日だ!
追記
秋は、焼き魚がうまい。
やるときゃやらなきゃダメなのよ。
2009年7月26日 読書出版社/著者からの内容紹介
<忙しい人でもこの本さえあればもう大丈夫!>
てきぱき作れる料理のコツをベターホームの先生たちが大公開しました!仕事や家事、子育てが忙しいとき、1品でも"作りおきのおかず"があれば、食卓にも気持ちにもゆとりが生まれます。
・10~20分で作れます。スピード作りおき25品。
・まとめ作りは、ゆとり作り。作りおき+そのアレンジ料理63品。
・作りおきを使った、朝のらくらく15分弁当6品。
・そのほか、困ったときのお助けおかずなど37品。
<レシピには活用の幅が広がるおたすけマークつき!>
・日もちマーク:保存容器に入れて冷蔵庫で保存したときの期間の目安がわかります。
・冷凍マーク:冷凍できるおかずです。1ヶ月を目安に食べきります。
・お弁当マーク:お弁当に使えるおかずもいっぱい。
・子どもマーク:子どもにも食べやすい味のおかずです。
仕事と家事で忙しい人、子育て中のお母さん、ひとり暮らし・ふたり暮らしの人、どなたにも活用していただける、使える1冊です!
おかずを作って常備しておくという習慣があまりなかったので、
毎日、いちから料理していたのですが、すこし見直そうと思って、
この本を買ってきました。
どれぐらい日持ちするのかも書いてあって、とてもおすすめです。
きのうは、トレインスポッティングを借りに行ったけど、レンタル中だったので
「月の輝く夜に」を借りてきた。
たぶん、2度目だとおもう。派手さはないけど、ユーモアがあって、
すごくいい恋愛映画だとおもう、また見たい。(ニコラス・ケイジが若いです。)
貯金がんばることにした。
横山さんも歌っているもの、やるときゃやらなきゃダメなのよ。って。
http://www.youtube.com/watch?v=32otIKjilJ8
めんどくさいの向こう側
2009年5月8日 読書 コメント (1)内容説明
やきそば-お子さんから大人にまで人気の定番料理・龍天門の陳さんが提案するやきそば6種をお楽しみください/自然療法と手当て10選-知っておきたい10の手当てをまとめてみます/春のおべんとう-毎日のおべんとうの作り方とコツを中山智恵さんに教えてもらいました
この雑誌について
健康で快適な暮らし方を提案解決する向上誌
すごくいい雑誌だとおもう。思想と姿勢がかっこいい
めんどくさいの向こう側には、知らない世界が広がっています。
きょうは、お弁当づくりがんばってみた。
ひじきの煮物と、あじのパン粉焼きと、かぼちゃの煮物と、たたききゅうり。
勉強もなんだかやる気がでてきた。
でも、ドラムがやばい、明日レッスンなのに。
きらきらひかる (新潮文庫)
2009年5月4日 読書内容(「BOOK」データベースより)
私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは。傷つき傷つけられながらも、愛することを止められない全ての人々に贈る、純度100%の恋愛小説。
夜空には、きりん座というのがあるそうです。
ひさしぶりの小説。なんかすごいしっくりくる。
音楽聴きながら、だらだら読んでたら、半分しか進まず。
明日は京都。はやく寝なきゃ。
追記
窓をふいた。部屋を掃除すると、きもちがいい。
かなり中途半端だけど。
内容(「BOOK」データベースより)
まいにちの暮らしを美しくする469の工夫とアイデア。新しくて、初々しく、素直である美しい暮らしを送るための、ちょっとした工夫や発見、そしてささやかな心持ちを、書き記した言葉の数々。
紙をきったり貼ったりしていたら、時間の過ぎるのがとてもはやい。
何をやっているのだろう、と自問自答したり、アホだなぁ、と自嘲気味に笑ったりしてるくせに、内心、楽しんでいる自分がいて、むしろ前者の冷めた目の自分のほうが正直じゃない気がする。そういうのは、そういう態度のほうがまともだってわかってるって言い訳なんだとおもう。
最近、外でおいしいものを食べるより、自分で作ったものがおいしいほうが、すごいうれしい。
この本みたいに、『新しくて、初々しく、素直である美しい暮らし。』というとおおげさだけど、
生活のなかでの工夫って、大事だとおもう今日このごろ。
よる、つくったパスタが、べらぼうにおいしかった。
自画自賛しながら食らう。うまいな、これ。って。
あと一日だ、とおもうと、なんか、フライング気味で、うれしさがこみあげてきます。
きのうは、みどりの日じゃなくて、昭和の日なんだね。
それから、自分勝手だから2日から6日まで、ずっと「こどもの日」でいいのに、とか思ってしまいます。
よくばっちゃいかんよねぇ。
『Horace Andy Tosting en Mellowtone Hi-Fi』
http://www.youtube.com/watch?v=kkab0qNDT3U
こんな時間になってしまった。はやく寝なきゃ。
出版社/著者からの内容紹介
カート・ヴォネガット遺作、ついに刊行!
2007年4月に永眠したヴォネガットが2005年に本国アメリカで刊行し、NY Times
紙のベストセラーになるなど、往年の読者を超え広く話題となったエッセイ集。
2007年1月のインタビューで、本書が最後の1冊となることを明言したことで、
日本においても刊行が待ち望まれていました。
著者自身のイラストで彩られた本書は、ヴォネガットの憤りを含んだ言葉と、彼
の愛すべきアメリカや人類すべてへ向けた優しい文章が詰まっています。時には
ジョークで、また時には絶望的に、そして常に鋭く......。
翻訳には学生時代からヴォネガットを愛読してきた金原瑞人氏。またヴォネガッ
トへの愛を公言してやまない爆笑問題の太田光氏からも、すばらしい推薦のお言
葉をいただきました。往年のヴォネガット読者にはヴォネガットの最後のメッ
セージとして、また初めて読む若者には、現代を生きることの意味を考える道し
るべとして、必読の書です。
出版社からのコメント
<推薦文より>
この本の全ての言葉を自分の頭にインプットした
いと思った。
思わず吹き出したり、胸がつまったり、しばらく考えたり。
二十歳
の頃の若者のような、もう二度と出来ないと思っていた
"震えるような読書"
が再び出来て本当に幸せだった。
私を嘘つきだと思っている人も、これだけは信
じてほしい。
爆笑問題 太田 光
夕方、図書館でたまたま、目についたので借りてきた。
とても読みやすくて、ユーモアがあって、おもしろかったです。
カート・ヴォネガット、他の作品も読んでみたい。
きょうはドラムのレッスンだった。
来週はがんばろう、とおもいながら帰る。
バーナーをかってきて、クリームブリュレに再挑戦してみた。
焦げ目をつけるの、やっぱむずかしい。
でも、きょうはのんびりとして、いい一日だった。
まだ、肌寒いけど、桜は咲くし、苺はやすいし。
料理もたのしい。
明日も休みだなんて、すばらしいことこのうえない。
とかなんとか、書いてたら、ねむいや。
追記
15分が、1日の100分の1でしかない。
って料理雑誌に書いてあって、ちょっと気持ちが楽になった。
正確には、96分の1だろうし、寝てる時間もあるけど。
それでも、そう考えると一日は長いし、一日15分でも、罪悪感なしに、本当に好きなことに使っていいんじゃないだろうかと、おもったのでした。
内容(「BOOK」データベースより)
天才アラーキーの亡き愛妻がつづった愛と日常をめぐる珠玉のエッセイ集。
内容(「MARC」データベースより)
一人の男の出現によって、季節がはっきりと区切られてゆくのを、秘かに心の中に感じていた。私が20歳、彼は27歳。冬の終わりの頃だった。アラーキーの亡き愛妻がつづった愛と日常をめぐる珠玉のエッセイ集を増補し再刊。
直島にいってみたい。四国でうどん食べたり、九州でラーメンたべたり、オランダでデュビュッフェの変な形の彫刻に触れてみたい。メキシコのピラミッドもいいし、死ぬまでにオーロラも見てみたい。
きょう、仕事中に、たまたま読んだ日本語の文章に「好きになってしまったのです」と書いてあって、なんだかちょっと、どきっとした。誤解のないようにいうけど、その子が好きになってしまったのは、日本語の音なのです。
好きになってしまった、と書いたとき、きっと、その人の意図や意思とは無関係に、それを「好きになってしまった」のだとおもう。そういう、コントロールできなかった好意に接すると、理屈をはなれたところで、胸がどきどきしてしまうような気がするのです。
『Alicia Keys - If I Ain’t Got You』
http://www.youtube.com/watch?v=T1sLrRlCobY
『愛情生活』、やっと読み終えた。すこし贅沢な旅や日常生活が描かれているだけなのに、なんともいえない幸せな気持ちになる瞬間があって、いいなぁ、とおもう。
たとえば、ダイヤモンドのリングも、3ダースのバラも、それを含んだ世界も、あなたがいなければ私には何の意味もないの、って歌だったとおもう。アリシア・キーズの。
でも、それは、本当のことじゃないとおもう。誰かがいないことで、世界はすこし味気なくなるかもしれないけど、決して、意味がなくなるわけじゃない。ってやっぱり信じたい。奥さんを亡くした後に、書かれたアラーキーの本を読んでみれば、そうじゃないんだっておもえるとおもう。けれど、アリシア・キーズの曲みたいに、やっぱり、そんなふうに大げさに言いたくなる気持ちはわかる気がする。
直島も、メキシコのピラミッドも、オーロラも、一人でみても感動してしまうのだとおもうけど、好きになってしまった人とみれたら、それはもっと大きな感情とか自分に残るような気がするとおもうのです、そしたら、もっとその瞬間を写真に残したり、言葉に残したくなるような気がするんじゃないだろうか...って自分が貧乏性だからかなもしれないけど。
「愛情生活」の行間にひたひたにあふれてる幸福感は、そういう気持ちに似てるような気がするのです。
それでいて、日常のなかで、人間くささが文字通り愛情を持って描かれているから、そこにうらやましさを感じるんだとおもう。
写真家とその奥さんのオノロケを延々書き連ねたうんざりするような「夢物語」じゃなくて、ちゃんと結婚生活の現実が描かれてるとおもう。(オノロケもたっぷりあるけど。)
表紙の写真も、いい感じです。
陽子さんの写真を集めた全集(岡崎京子が書いた短い「荒木経惟論」もよめます)もあるので、そちらと一緒に読むことをおすすめしたいです。
追記
今日は、サラリーマンがバッドで素振りしてるのをみました。
おぉ、いいねぇ、とおもいました。
明日から青年の家で仕事なのです。
でも、この日のために、みんなと準備してきたので、たのしみといえば楽しみだ。
土曜日まで、たぶん、パソコンみれないです。
みなさん、またね。(まさこさまふうに手をふる)
調子こいて書いてたら午前2時。はやく荷造りしないと。
すてきじいさんへのみちのり
2009年3月5日 読書 コメント (2)Amazon.co.jp
写真というのは生きること。生きることの原点だと、著者は言う。写真は過去、現在、未来を1枚で見せる。一瞬のうちに消えていく時間に生を与え、それを自分の心のレンズで撮る。写真家アラーキーこと荒木経維にとって、写真とは生と死に対する愛、人生を生きることそのものなのである。
著者は1940年東京生まれ。電通マンを経て独立し、自ら「天才写真家」と称する個性豊かな写真家であり、その作品は海外からも高く評価されている。本書は、そのアラーキーが本音で語る写真の世界への旅のガイドブックである。どのレンズを選ぶのか、「あの写真」はどのカメラで撮ったのか。身近な人や街、仏像からヌード、愛するものをどう撮るか、発表するか。その写真術のすべてを、著者は惜しげもなく明かしてくれる。「レンジファインダー」「ヘキサーの35 ミリ」など専門用語も多数登場するが、欄外に細かく注釈があるので、長く写真を撮っている人にも写真をはじめたばかりの人にも役立つはずだ。
また、撮影に興味がない人には、著者の最新作や、随所に散りばめられた写真哲学やエッセンスに触れるだけでも著者の人生観を見ることができるので、エッセイとして楽しめる。「写真を撮るっていうのは簡単に言うと人づきあい」、「去り際のタイミング、ここが憎まれるか愛されるかの分かれ道。何かいい風を残していくということが問題なの」などの言葉には、著者の人生に対する熱く優しいまなざしと人間臭さが自然と伝わってくる。(増渕正明)
出版社/著者からの内容紹介
60歳を迎えてもなお、世界を舞台に大活躍する写真家・荒木経惟。その創造力と写真術の秘密を公開、写真の撮り方、楽しみ方の核心に迫ることができる異色の入門書。写真も満載!
ひさしぶりに図書館で本を借りて読んだ。なんだか最近、いい本に出会う確率が高い。
素晴らしき哉、読書。
一冊で、アラーキーのファンになった。たぶん、インタビューを文字に起こしたんだろうけど、写真への愛がにじみでてるような気がする
心から楽しんでるのが伝わってくる。いいなぁ、写真、やってみたい。
こんなふうに、夢中になれるものみつけられたらいいのになぁ。
卒研のときは、そんな感じだったとおもう。あと、音楽にずぶずぶはまってたとき。
一生懸命文章かいたときと、おととしと。
なんかもう、その行為に対する依存と満足と情熱やら愛がごちゃまぜになって、だからこそ、いくら時間を費やしても苦にならないっていう状態。
ドラムもペン字教室もたのしいけれど、やっぱり温度差がある。
仕事も好きだけど、すこし違う気がする。
でも、あんなふうに夢中になれる瞬間が永遠に続くようなことを望むのって、欲なのかも。
もっと淡々に、生活のなかに組み込まれて、それが自然になるといいのに。
それとも、時間ついやしていれば、夢中になれるようになってくるのかなぁ。
よくわからんわなぁ、そんなの。
アラーキーがうらやましい。やっぱこう、なんだろ、一生ささげられるような何かみつけられたら、とかおもいながらじいさんになんのっていやだなぁ。
なにかに人生ささげながら、じいさんになるのがいいなあ。
とか、中学生みたいですね、このだらだら文章。
友達の結婚式、受付を手伝うことになった。たのしみだけど、フアンフアンと書くと偽物パンダの名前みたい。なんだ、偽物パンダって。
そして、カバンがナイロンのものしか持っていないことをすっかり忘れていた。
結婚式にナイロンカバン。デザインにもよるだろうけど、ないなぁ。
でも、まぁ、いいや。
Amazon.co.jp
名著の新訳には、つねに大きな期待と幾分かの不安がつきまとう。訳者や版元の重圧も察するにあまりあるが、その緊張感と真摯さのためか、多くの場合成功を収めているように思われる。本書もまた、その列に加わるものであろう。
ユダヤ人精神分析学者がみずからのナチス強制収容所体験をつづった本書は、わが国でも1956年の初版以来、すでに古典として読みつがれている。著者は悪名高いアウシュビッツとその支所に収容されるが、想像も及ばぬ苛酷な環境を生き抜き、ついに解放される。家族は収容所で命を落とし、たった1人残されての生還だったという。
このような経験は、残念ながらあの時代と地域ではけっして珍しいものではない。収容所の体験記も、大戦後には数多く発表されている。その中にあって、なぜ本書が半世紀以上を経て、なお生命を保っているのだろうか。今回はじめて手にした読者は、深い詠嘆とともにその理由を感得するはずである。
著者は学者らしい観察眼で、極限におかれた人々の心理状態を分析する。なぜ監督官たちは人間を虫けらのように扱って平気でいられるのか、被収容者たちはどうやって精神の平衡を保ち、または崩壊させてゆくのか。こうした問いを突きつめてゆくうち、著者の思索は人間存在そのものにまで及ぶ。というよりも、むしろ人間を解き明かすために収容所という舞台を借りているとさえ思えるほど、その洞察は深遠にして哲学的である。「生きることからなにを期待するかではなく、……生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題」というような忘れがたい一節が、新しくみずみずしい日本語となって、随所に光をおびている。本書の読後感は一手記のそれではなく、すぐれた文学や哲学書のものであろう。
今回の底本には、旧版に比べてさまざまな変更点や相違が見られるという。それには1人の哲学者と彼を取り巻く世界の変化が反映されている。一度、双方を読み比べてみることをすすめたい。それだけの価値ある書物である。 (大滝浩太郎)
内容(「BOOK」データベースより)
心理学者、強制収容所を体験する―飾りのないこの原題から、永遠のロングセラーは生まれた。“人間とは何か”を描いた静かな書を、新訳・新編集でおくる。
「あなたの経験したことは、この世のどんな力も奪えない」って言葉が印象に残った。
あとすこしで読み終わる。
とてもいい本だとおもう。
若者のための政治マニュアル (講談社現代新書)
2009年1月3日 読書 コメント (3)内容紹介
民主主義を使いこなすための10のルールをわかりやすく解説。
社会の惨状に悩むあらゆる人々に贈る、歴史の転換点を乗り切るための必読書。
生きづらい社会は「政治に対する意思」で変える!
【著者からの一言】
アメリカでは若者の運動が大きな力となって、初の黒人大統領が誕生しました。
オバマ新大統領の「我々にはできる(yes we can)」 というメッセージは、日本に住む我々にも向けられたものです。
行きづらい社会を変えるためにこそ、民主政治はあるのです。みんな が一歩ずつ踏み出すことで、社会は変わります。
この本は、特に若い人々が政治に関わる時の、基本的なものの見方、考え方を示した ものです。
たくさんの人に読んでもらい、日本でも、我々にはできるという声が起こることを期待しています。
内容(「BOOK」データベースより)
社会の惨状に悩むあらゆる人々に贈る歴史の転換点を乗り切るテキスト。民主主義を使いこなすための10のルール。
無垢ではない、って曲が好きだ。チョモランマトマトの。
理想、持っていたいとおもう。というか、最低限、やりたくないことはある。たとえば、ホームレスの存在に無感覚になりながら、世界平和についてばっか語るようなことはしたくない。どっちも大事だろうけど、実際には、色んな価値観があって、バイアスのかかり方も全然ちがう。政治はたぶん、そういうバランスのとり方が難しいんだとおもう。
元旦に、NHKで討論の番組をみて、思いのほか興味がわいたので、論者の一人だった山口二郎さんの本を読んでみることにした。新書で、とても読みやすく書かれているので、自分にも読めるんじゃないだろうかとおもったのだ。
おもしろくて読みやすいです。問題の共有を念頭に書かれてるのがわかる。
リスクの社会化、って言葉知らなかった。
改めて状況を整理して捉え直すのに便利な言葉だとおもう。
政治について時間(コスト)を費やすことは、必ずしも実益に結びつくことじゃないとおもう。
けれど、今の状況に、満足している人は少ないんじゃないだろうか。いや、別に他の人はどうだっていいのかもしれないけれど。自分は、今のままじゃだめなような気がする。
全てを否定するつもりはないけれど、肯定できる状況でもないとおもう。
たとえば、規制緩和によって派遣やアルバイトなどの、非正規雇用が増えたことは本当に公益と言えるんだろうか。たしかに、より自由な形態で働くことが可能になったとはいうし、企業は人件費を抑えられたおかげで、景気についても一時的によくなった時期があったといえるのかもしれない。
でも、景気の良さや自由な形態で働くことが、社会保障よりプライオリティの高いものなのか、ということについては改めて考える必要があるとおもう。自由な形態で働くことを心から謳歌できるのは、高いスキルやわりと素晴らしい職歴を持った人だけだとおもう。もちろん、派遣やアルバイトで働くほうが、正社員として働くよりは時間の面で、融通が利くようにはなっているけど、もし社会保障がきちんとしていなければ、その余った時間でリスクを負う準備をしなければならないことになる(株に手を出す人が増えた一つの要因のような気がする)し、家族を持つことはできても、この前の年末みたいに、いつクビを切られるのかわからないんじゃ不安だと思う。
このまま、社会化可能なリスクについて、現状のままで「自己責任」にしておくのは反対。
ただ、大事なのはリスクの社会化それ自体よりも、そのバランスというか割合だとおもう。もっと勉強しなきゃいけない。
景気がよくなった時も実感なんてなかったのも、なんだかな、とおもう。新自由主義的な政策、経済が豊かになれば、みんなの取り分が大きくなりますよって感じだったのだろうけど、結局は、格差が広がって、お金持ちがよりお金持ちになって、貧乏人がより貧乏人になったって感じ。
別に、偉い人たちが利益の収奪をしてるとは思わないけど、もっと所得再分配的な政策を打ち出すような政党があってもいいんじゃん。なんで、共産党に人気がないんだろう。
たぶん、財源に対しての不安とか、そんなことをすれば、景気も悪くなるし、世界的な競争力がなくなる、ってのが理由なんだろうな。
たしかに法人税とか、社会保障を手厚くしたりとか、企業にとっては大変だとおもう。
じゃあ、もっとお金持ってる人から取ればいいと思うのだけど、そう簡単にいかないのかな。金持ちの所得税だけあげるとか、食品や日用品以外の消費税を上げるとか。無駄な歳出を減らすとかさ。でも、もしそれが解決策になるなら、とっくにやってるよなぁ
言うは易し、行うは難し。
善意があって、一生懸命にやってても、何もわかってない。
今年は、お節介やけるようになりたいな。
追記
ケーキと、たことじゃがいものサラダと、アボガドごはんをつくってみた。
新年会に持っていくのだ。あと10分で始まるのに、身支度がなんもできてない。
まぁ、いいや。
スタジオにいきたい。ドラムたたきたい。
ラーメンタ~イム!!!
2008年11月22日 読書出版社 / 著者からの内容紹介
『おしゃれ手帖』作者のスピリッツ初連載作。UFO、仏教、ロックンロール…という3本柱をテーマに据えた本作は、もはやギャグの域を超え、現在の神話とも言うべきシュールな新解釈宇宙ドラマとして話題席巻中!
シャンソン歌手のお父さんが、唾が飛び出す勢いで、「ラーメンタ~イム!!!」って叫ぶシーンがあるんだけど、まったくもって意味がわかりません。その他のシーンも、すごい不条理。けど、3巻まで読んでしまった。登場人物の空回りっぷりが半端ない。状況が理不尽だから空回る部分もあるとはおもうけど
ギャグに埋め込まれてゆるく伝わるようにはなってるとおもうけど、それでも、作者の嫌悪感がびしびし伝わってくる気がした。長尾さんって、本当はかなり潔癖な人なんじゃないだろうか。わりとシリアスなテーマだから、手法としてナンセンスなギャグを選んだのかも。
まっすぐに伝わるように描かれたら、受け止めきれないとおもう
おしゃれ手帖、おもしろいのかな。
読んでみたい。
追記
ラーメン食べに行ってきた。今度は、もっと空いてる時間に行こうとおもった。
内容紹介
「つまりぼくら、人類の未来をすべて計算しつくしちゃったんだ」
究極の頭脳が紡ぎ出す預言は福音か、それとも……?
鬼才が描く長編ストーリー第1巻、満を持して登場!
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「ピッピ」はヒューマノイド型スーパー・コンピュータ。地震を予知し、災害を回避するために開発されたロボットだ。親友・タミオとともに「成長」していくピッピは、しかしある衝撃的な事件をきっかけに自ら活動を停止してしまう。そして再び目覚めた彼の口から語られた、畏るべき預言とは──。
著者について
1968年8月5日岩手県生まれ。92年に、週刊ヤングマガジン誌のGAG漫画大賞受賞作『パパと踊ろう』でデビュー。同作は長期連載となり、アニメ化もされるなど大きな反響を呼ぶ。他代表作に『チューリップティーズ』『ギンザ小学校』など。また06年からイブニング誌で『片岡さんちのクリコちゃん』を連載開始。本作『預言者ピッピ』は、主に短編ギャグのフィールドで活躍してきた作者が、これまでとまったく異なるテイストで描く長編シリーズである。
友達にすすめられてよんでみたけど、すごいおもしろいです。
つづきが読みたい。
シナリオが最初に提出されて、それをなぞっていく。
シナリオが最初に提出されて、それをなぞらないように話をすすめていく
「預言があって、それが起こるのかどうかみつめる。」という点では同じだ。
ある物語に対して、読み手は予測をするけど、書き手も読み手のひとりで書きながら予測をする。完成した作品を読む読者よりも先に、それを読んで、たまに振り返って予測を裏切ったり、思い通りにしたりする。
この本に限らず、よっぽど耽美な作品じゃない限り、作品の魅力は、物語のみちすじがみつめるほど価値のあるものかってことに収束していくんじゃないだろうか。
読むことでえられる快楽であったり、知識であったり、感情だったりするものすべては、
読まないと得られない。わけでもないかな。とくに感情なんかは、そこらへんに、ごろごろ発生装置が転がってるし。
でも、読んだあとに得られるものに先立って存在する物語の面白さみたいなもんがあります、この作品。それは読み手の予測したものの行く末、それ自体が読む誘因をつくってる感じ。
一言でいえば、読み始めると先が気になる話です。
日曜日みたいな月曜日
2008年10月13日 読書 コメント (4)
きょうは体育の日だった。
家の中から出てないし、運動もしてないや。
プラネテスを読んだあと、『ヒート』っていう映画をみていた。
途中で寝てしまったけど。
そんなにたくさんじゃないけど、いろんな人に誕生日のメッセージをもらえてうれしかった。
家の中から出てないし、運動もしてないや。
プラネテスを読んだあと、『ヒート』っていう映画をみていた。
途中で寝てしまったけど。
そんなにたくさんじゃないけど、いろんな人に誕生日のメッセージをもらえてうれしかった。
出版社/著者からの内容紹介
SFニュースタンダード
SF読者が選ぶ最大のSF作品賞 第33回星雲賞受賞!!
宇宙で人は独りになり
宇宙で人は愛を知る
だから、人は宇宙に焦がれる??
26歳のはじめてのよる、歯を治療される夢をみた。
きもちよくて、また寝たいとおもった。
きのうは仕事して、それからアルコール飲んだ後、2年とか3年ぶりにボーリングに行って、ガーター出しまくった。
帰り道、すこしさむくて、セーターを着るのも面倒くさい朝4時。自転車の上で音楽を聴きながら、いろんな期待とかなんだとかして、そんなもんいらねぇよ。と嘯く。
そんなもんいらねぇよ、っておもう自分もいなくていい。
土にうめてあげたい、比喩的に。
朝、誕生日プレゼントが実家から届いた。じゃがいもと米と、下着と靴下と、ちいさなメッセージとラーメンをみて、身体んなかで、なんかがじんわりひろがる。
あれみたいだとおもう。入浴剤の入ったお風呂。
そんなこんなでねむたいから寝たらみたのだ。歯を治す夢。
感情ばっかついてまわってる。えびせんべいっておいしいな。
Music for Airport
2008年10月10日 読書 コメント (2)出版社/著者からの内容紹介
SFニュースタンダード登場!!
400万年を経て人は地上より飛び立った
この宙(そら)は人の強さを試す
きょうは9時まで事務所にいてつかれた。
帰り道、なにか漫画が読みたくなって、ヴィレッジバンガードに寄った。
なにもほしいものがなかったのだけど、棚にある「プラネテス」をみていたら、なんだか読みたくなったので買ってきた。...大人買い。ってほどでもないか、4冊だし。
プラネテスを読むのは2回目だ。
はじめて読んだときは、大学生の頃だった。その日がたまたま、人生ではじめてブライアン・イーノの"Music for Airport"を聴いた日だったせいか、みょうに印象に残っている。
さっき古い日記を見てみたら「静けさみたいなものを感じた」って書いてた。
あともうすこしで26歳になるけれど、はじめて読んだ22歳のときに感じた静けさみたいなものを、同じように感じていてすこし不思議におもう。4年間で大分変わったとおもってたけど、そこらへんはあんまり変わってないのかもしれない。前に読んだときより、もっと人情味みたいなもんをかみ締めて読んでる気もするけど。
もっと変わりたいな。あと4年くらいしたら、ラテン系のテンション高いおっさんみたいになってないかな。
今日は1巻だけ読んだ。もうちょっと読みたいけど、我慢することにする。
なんかもったいないし、やっぱねむいから。
闇金ウシジマくん 1 (1) (ビッグコミックス)
2008年1月10日 読書
親元で暮らし、しっかりとした経済基盤を持っていないフリーターの私には、とても怖いマンガでした。
あらすじはというと、カウカウファイナンスという闇金会社の社長・ウシジマくんが、困っている人にお金を貸して、取立てをする話です。
その困っている人というのが、困った人で、パチンコ依存症の主婦だったり、見栄っ張りなOLだったり、自我が肥大化して根拠のない全能感にひたっているフリーターだったりします。
共通するのは、収入を上回る消費をしているということです。彼らの収入を読者に提示するために、彼らの仕事っぷり、無職っぷりも描かれていますが、消費生活に重点が置かれて描写されている印象を受けました。
(稼ぎ以上につかっちゃだめじゃん。とおもったのだけど、ローンのない人はあまりいないだろうから。そうとも言い切れないな。)
うさぎ好きなウシジマくんは、返済の滞るような困ったお客さんには情け容赦なく取立てを遂行します。お客さんが返済しないと、ウシジマくんが闇金の元手にしているお金を返せないからです
ただ、この物語を魅力的にしているのは、やはりダメ人間見本市のようなストーリーを構成している、その困ったお客さんたちだとおもいます。かれらは、5万円のような小さな借金を膨らませて、ひどい負債を抱えるハメになるのですが、その八方ふさがり具合といったら、読んでいるだけの私がいきぐるしくなるほどです。
出てくる登場人物にいちいち感情移入している自分のだめっぷりを再認識し、平和ボケしてちゃいかんなぁとおもったのでした。
がんばろうと思えます。
1巻のおそろしさだけを読んで、終わるはもったいないです。
すくなくとも9巻まで、読んで欲しいです。
このストーリーをリアルホラーと呼ばせる現実の、ざらついた部分だけでなく、希望を感じられるから。
個人的には、あの自転車を漕ぎ出すシーンがとてもよかったです。
それと、私自身は、リアリズムの手法で読者に、いたずらに恐怖感を残すような作品は評価すべきではないと思っていました。
ただ、この作品に登場する反面教師な人々は、わたしたちに大事なことを伝えているように思います。
すくなくとも読んだ人はこう思うでしょう。
闇金に金借りちゃおしまいだなぁ、って。
当たり前なことだけどね。
あらすじはというと、カウカウファイナンスという闇金会社の社長・ウシジマくんが、困っている人にお金を貸して、取立てをする話です。
その困っている人というのが、困った人で、パチンコ依存症の主婦だったり、見栄っ張りなOLだったり、自我が肥大化して根拠のない全能感にひたっているフリーターだったりします。
共通するのは、収入を上回る消費をしているということです。彼らの収入を読者に提示するために、彼らの仕事っぷり、無職っぷりも描かれていますが、消費生活に重点が置かれて描写されている印象を受けました。
(稼ぎ以上につかっちゃだめじゃん。とおもったのだけど、ローンのない人はあまりいないだろうから。そうとも言い切れないな。)
うさぎ好きなウシジマくんは、返済の滞るような困ったお客さんには情け容赦なく取立てを遂行します。お客さんが返済しないと、ウシジマくんが闇金の元手にしているお金を返せないからです
ただ、この物語を魅力的にしているのは、やはりダメ人間見本市のようなストーリーを構成している、その困ったお客さんたちだとおもいます。かれらは、5万円のような小さな借金を膨らませて、ひどい負債を抱えるハメになるのですが、その八方ふさがり具合といったら、読んでいるだけの私がいきぐるしくなるほどです。
出てくる登場人物にいちいち感情移入している自分のだめっぷりを再認識し、平和ボケしてちゃいかんなぁとおもったのでした。
がんばろうと思えます。
1巻のおそろしさだけを読んで、終わるはもったいないです。
すくなくとも9巻まで、読んで欲しいです。
このストーリーをリアルホラーと呼ばせる現実の、ざらついた部分だけでなく、希望を感じられるから。
個人的には、あの自転車を漕ぎ出すシーンがとてもよかったです。
それと、私自身は、リアリズムの手法で読者に、いたずらに恐怖感を残すような作品は評価すべきではないと思っていました。
ただ、この作品に登場する反面教師な人々は、わたしたちに大事なことを伝えているように思います。
すくなくとも読んだ人はこう思うでしょう。
闇金に金借りちゃおしまいだなぁ、って。
当たり前なことだけどね。
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