「きょうの料理 ビギナーズ」のエッセイ「かっこいいおにぎり」を読んで、気に入ったのでを買ってみました。

タイトルや装丁がやっぱはずかしいけど、好きです。すごく。

飄々さと必死感を盾にしつつ、たぶんかなり、笑いどころを意識して書いている印象をうけました。
随所にちりばめられた妄想が、過剰なステレオタイプを装ったロマンチックさで膨らまされてて、笑いを誘います。

個人的には、ど真ん中ストライクな表現が多くて、たのしく読みました。最初の40ページは、「おれ、これ読むために生まれてきたんじゃないか」っておもったくらい。(とんだかんちがい)

たぶん、もてない人は気に入るんじゃないかなとおもいます。言葉にされないまま脳みその溝に溜まってた妄想が解放されていくのが、なんだか気持ちよかったです。

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