横を向くと驚いた骸骨みたいな顔の女性がちょうど屁をこいた。僕は「くせっ!」と思いながら、彼女のひねりだしたメタンガスとそれを僕の鼻腔まで運んだそよ風について考えていた。こころのなかで「いいんだよ、屁をこいたって」そうおもった。

とても清々しくていい天気だった。

放屁犯の彼女の頬をつたって、黒いアイラインの溶けた涙が零れた。
鼻水をすすったあと涙をぬぐった彼女は、僕をちらりと見て、ブドウの種を吐き出すみたいに唾を吐いた。

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ひまなので書いてみた。おもろいかな、と思ったけど。
とにかく持久力がない。

なかなか夢中になれるものが見つからない。
ただ、料理はたのしい。何も考えなくていいから。

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