背中を向けたままの彼女と手をつないだ。呼吸する肩をみつめながら、彼女の指の隙間に自分の指をかさねて、マニキュアの塗られた爪に触れる。彼女はなにもいわなかった。
胸をつまらせたのは、彼女の言葉じゃなくて、沈黙のほうだったとおもう。しばらくして彼女がふり向くまでの間、いきぐるしい気分で、僕はオーディオから流れる音楽にただ耳をかたむけていた。
追記
一緒にいるとどうしたらいいのかわからないときもあるけど。
ひとつひとつの経験を、大切にしていけたらいいとおもう。
胸をつまらせたのは、彼女の言葉じゃなくて、沈黙のほうだったとおもう。しばらくして彼女がふり向くまでの間、いきぐるしい気分で、僕はオーディオから流れる音楽にただ耳をかたむけていた。
追記
一緒にいるとどうしたらいいのかわからないときもあるけど。
ひとつひとつの経験を、大切にしていけたらいいとおもう。
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